プレス装置設計製作

SSD500-SFC-MKⅡ
トリミング自動プレス機

プレス装置
SSD500-SFC-MKⅡ

プレス側のサーボモーターとフィーダー側のサーボモーターが連動することにより、多面割付シート上の製品を、任意に指定したピッチで送りながら高精度な打ち抜きが出来ます。
ACサーボモーターによるデジタルサーボ制御とタッチパネル・手動パルスハンドル操作により、操作・制御上で下記のような特徴を持っています。

プレス部
高剛性4柱構造のアンダードライブ方式で、より安定性の高い機構となっています。また、上死点・中間点・下死点及び切込量が、手動ハンドハンドルにて0.1/0.01mm単位で任意の位置に容易に設定できます。
金型内に位置決めピン(エアーシリンダー駆動)を設置し、このピン出位置(中間点)で一度プレスを停止して、確実にピンを挿入してから打抜き動作を行うため、製品ワークの浮き上がりが無く安定した打ち抜きが可能です。
プレスは2回連続での切込み設定が可能です。また、切込の速度もそれぞれ高速・低速から選択が可能で、多彩な連続切込設定が出来ます。

フィーダー部
ピッチは任意に設定が可能です。また、ピッチ間のデータが同一の場合、リピート機能で入力が簡略化できます。
位置決めピンの出し入れ設定や、センサー位置の確認をしながらの微妙な設定も可能です。
データ作成モードでテスト運転が可能のため、作成したデータの確認が可能です。また、ポイントの修正も可能です。

項目仕様備考
プレス部
最大打抜能力50kN(5ton)最大負荷継続時間5秒以下
機械寸法幅960mm×長1370mm×高1250mm
機械重量1100kg
最大ストローク長90mm:標準型装着時160mm:フィクスチャ間
位置決め設定単位0.01mm/0.1mm随時切替
ボルスター部寸法幅240mm×奥160mm
最大ストローク数100spm条件:ストローク長10mm
ACサーボモーター4kW 2000rpm
フィーダー部
有効ストローク300mm
駆動方式ACサーボモーターによるボールネジ駆動
位置決め設定単位0.01mm
最大位置設定数16個装置内に記憶
ACサーボモーター0.05kW 3000rpm
制御空気圧ブレーキ制御:0.5MPa
位置決めピン制御:0.8MPa増圧弁使用
供給空気圧0.5MPa以上防塵・防湿されていること
供給電源3φ 200/220V 50/60Hz 6kVA電圧変動±10%以下

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